子供の発達段階を教えてもらって改めて思うこと
先日から子供のぐずりが酷いため四苦八苦しております。
自分なりに色々工夫していたのですが、やり方があまり効果が無さそうだと見かねた妻が保育士用の子供の発達段階について書かれた本を出してくれました。
そうすると分かるのは「まだ出来ないこと沢山あるんだなあ」ということ。
例えば下の息子はまだ2歳になっていないので「これ」「あれ」「それ」は直接指を刺して言わないとまず理解不能なんです。
つまり「これやったらだめ」的な叱り方は全く意味がないんですね。
言われてもただぽかーんとするだけ。
先ほどもちょっと目を離した隙に体にぬる薬を頭にぬりたくってました。
頭痒かったんだということはよくわかりましたが、もうぬってしまった後ではどうしようもありません。結構洗い落とすの大変でした。
出来ることは環境を整えるだけ
妻に追加で言われたことは「やらかしてしまう環境を作ってしまったら負け」
まあ、確かにそうなんですよ。
保育園で保育士さんが子供達を遠巻きに見ている時がありますが、一見何もしていないように見えて実はあれ「事故を事前に防ぐには何をしたらいいか」を必死に確認しています。
慣れていないとつい、危険が迫った段階で大声をだしたり手をだしたりしてしまいますが、そもそもその状況を作らないのがプロなんですね。
狭い家なのでなかなか難しいことではありますが、何とか近づけるように子供が遊ぶ時間は近くで見ているようにしています。
そしてやっちゃった場合は「諦めが肝心」
その気持ちさえあれば、子供がやったった場合でも「諦め」が少し楽になりました。
だって、環境を作れなかった時点で非はこちらにありますからね。
てなことをやっていると、これ人生の全ての場面に当てはまるなあと思いました。
程度の差はあれ、最終的に人の行動は自分の意志でコントロールできないもの。
だとすると、どんなときも手回しだけしておいて、それでも起こってしまったものは初めからコントロール出来なかったものだと割り切ってしまうのが一番自分にはダメージの少ない考え方なんですよね。
でも話が通じるとコントロールできる気になってしまう。
約束するとその約束が絶対のものであるかのような錯覚を起こしてしまう。
本当は絶対のものなんてどこにも無いのに。
・・・というわけで、今日はようやく子供が寝たのでこれから瞑想。
もう少しさっぱり手放せるように、努力しますw