イサム・ノグチがデザインした札幌モエレ沼公園で夏バテした思考を解消してきました。
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目次
イサム・ノグチが遺した広大な作品としての公園
札幌モエレ沼公園は札幌市東区にある、彫刻家イサム・ノグチがデザインした総面積約188.8ヘクタールという巨大な公園です。
188.8ヘクタールがどれだけかというと、
- 東京ドーム 40個分
- ディズニーランド(パーク面積)で3個分
- 皇居がまるまる入ってまだたっぷりお釣りが来る
ぐらいの広さです。
北海道の本気が垣間見れる広さであることはお分かり頂けたでしょうか。
札幌の中央バスターミナルからバスで30分ほどかかりますが、入場自体は無料です。
ちなみに中でレンタルサイクルの貸し出しがありますが、あると無いとでは大違いなのでぜひ借りておくことをおすすめします!
安心して自然の力強さを感じられる、子供にも配慮された空間
この公園の素晴らしいところは公園という人工的で良く整備された空間の中であるにも関わらず、身体全体で大地、風、太陽の光の力強さをこれでもかと感じることが出来る点です。
子供連れで山や海に行くと、子供に対してどうしても細かな配慮をしてあげないといけないところがありますが、モエレ沼公園の広大な芝生、巨大な山、ビーチゾーンは「巨大で圧倒されるが、子供にも優しい」設備になっています。
具体的には草原を素足で転げまわることもできますし、子供でも達成感のある山登りが安全にできます。
ビーチは2歳児でも腰下までの深さしかなく、どこまでも水の中を歩き回ることができます。
同じイサム・ノグチの滑り台が2つ、札幌の中心部である大通公園にあるのですがこちらも子供たちが喜んで遊ぶ施設となっているため、子供も親しめる施設にしたいという想いがあったのかもしれません。
マインドフルネスにはぴったりの公園で思考の「夏バテ」を解消
あまりにも広大なため、1時間もすると身体感覚が変化してくる気がします。
普段の日常ではパソコンやスマホのように、小さくて自分の意志で何でも操作できるような気になっている世界が、とても大きく、実は自分はほんの一部であることが五感で感じられるようになってきます。
そのうちに、吹いてくる風に身を任せ、一歩一歩丘を登る足に全ての意識を向け、360度遮る物のない視界を眺めていると自然と感覚が全てになっていきます。
いつもは細かいところが気になって仕方がない上の息子も、今日この日は全力で駆け巡り、大声を出して笑い、自然に翻弄されることを楽しんでいました。
私もここ数週間変化した環境に適応しようと常に張りつめていた神経が大分ほぐされました。
少々、心に余裕が無くなりバテていましたのでちょうど良い心の夏バテ対策になった模様です。
他にも巨大噴水や、イサム・ノグチデザインの遊具群など見どころは満載です。
札幌に来ることがあればぜひ、訪れてみてください。
札幌モエレ沼公園 アクセス
住所
札幌市東区モエレ沼公園
電話
011-790-1231
車
札幌丘珠空港(札幌飛行場)から約20分
札幌市中心部から約30分
新千歳空港から高速道路利用で約50分
バス
北海道中央バス「モエレ沼公園東口」「モエレ沼公園西口」バス停降車(「モエレ沼公園西口」バス停は12月下旬から4月上旬の積雪時は利用不可)
夏季は「モエレ沼公園」バス停までの期間限定バスあり