囚人筋トレで一躍有名になったPaul Wade著の「Convict Conditioning」(日本語訳:プリズナー・トレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ)。
今までの筋トレメニューの中で一番お勧めです。特に子供のいる親には。
その理由を端的に今日は説明します。
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目次
- 概略~囚人筋トレって?
- 筋トレのメリット
- お勧めの理由1:一回のトレーニング時間がとても少ない
- お勧めの理由2:筋トレ初心者でも確実にできるレベルから始まり、非常にハードなレベルも存在する
- お勧めの理由3:(ほぼ)どこでもいつでもできる
- 体力に余裕をもって、充実した毎日を
概略~囚人筋トレって?
初めての方向けに出来るだけはしょって説明すると
「特別な器具をほぼ使わず*1身の回りの物だけで行える、本当の初心者から非常にハードなレベルまでの筋肉トレーニング方法」です。
学生時代から今まで、器具を使ったり、ジムに通ったり、自重トレーニングの本も色々試しましたが、長続きしなかったり、お金がかかったり、一定期間経つと効果がほとんど上がらなくなったりしてどれも一長一短でした。
その中でも今回説明するPaul Wade著の「Convict Conditioning」(日本語訳:プリズナー・トレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ)は一番続き、また一番効果があったと実感できる方法でした。時間の無い子供のいる親にもお勧めです。
唯一難点があるとすると、「日本語訳の本の表紙絵」です。
これが理由で妻は読もうともしてくれませんでした(汗
筋トレのメリット
運動が苦手であったり、嫌いな方も、筋トレは出来るならしておいた方が良いかと思います。
3つ理由を挙げてみました。どう思うかは皆さん次第です。
その1:疲れにくくなる
ただ座っているだけでも姿勢を維持するには筋力が必要です。
通勤、通学、お買い物も、歩いたり荷物を持ったりするのには相応の筋力が必要です。
筋力がないとすぐ疲れて動けなくなります。その分出来ることは少なくなります。
その2:精神的に安定する
ホルモンうんぬんの話もありますが、シンプルに疲れにくくなることで日常生活のペースを一定に保ちやすくなります。
生活ペースが安定すると、自然に気持ちも落ち着きます。
疲れてできないことがあると、不満もたまりますが、それが減ります。
平常心でいることに前よりエネルギーを使わなくなることが分かると思います。
その3:人間関係がうまくいく
日常生活のペースが一定になり精神的に安定するので、自分以外に目を向けることが容易になります。
手を貸すのも気遣いするのも子供の世話も、まずは自分以外に目を向けることから。
特別なスキルが身につくわけではないですが、自然とまわりの人との関係が改善します。
お勧めの理由1:一回のトレーニング時間がとても少ない
それでは早々に囚人筋トレお勧めの理由を挙げていきます。
まずこのトレーニング、大別して5種類のトレーニングがあります。
ですが1種類のトレーニングは最短で1セット×数回、1分でできるレベルです。
ある程度進むと数セット×10数回になりますが、それでも1種類5分程度。
最長でも5種類全部ゆっくりやっても1時間かかりません。
5種類を1回で全部かに分けて日をずらすなら、もっと短い。
子供がいると、そもそもまとまった時間を取るのが難しいですが、1回数分程度のトレーニングなら隙間時間でできてしまいます。
理由3とも重複しますが、特別に出かける必要もありません。
時間の節約という意味でもありがたいです。
お勧めの理由2:筋トレ初心者でも確実にできるレベルから始まり、非常にハードなレベルも存在する
囚人筋トレは全員が一番簡単な、それも筋トレ初心者でも確実にできるトレーニングから開始します。また「飛ばしてはいけない」ということになっています。
これはとても大きいです。
筋トレを難しいと思わせる大きな理由の1つが、負荷のかけ方の判断や道具選びなど、トレーニング以外に色々考えることがあることだと考えています。
女性や体を痛めてしまった人、ある程度筋力がある人、それぞれに適切なトレーニングを選ぼうとすると、それだけで多くの時間が割かれてしまいます。
方法や器具を選ぶ面倒な時間が一切必要ないというのは他のトレーニング方法と比べて囚人筋トレの非常に大きなメリットの1つです。
また、簡単というだけではありません。
順調に進んでいくことができれば、器具を使ったトレーニングにも匹敵する大きな負荷をより安全な方法でかけることができます。
身体を壊さないよう継続できるように全てのコースが設計されているので、他のトレーニング方法に比べて怪我の心配も少ないというのもありがたいです。
お勧めの理由3:(ほぼ)どこでもいつでもできる
特別な器具がいらず、身体だけ、もしくはボール・机・椅子など身近なものを使用してトレーニングができるので気が向いた時にいつでもトレーニングができます。
初期投資がほとんどないというのは大きなメリットです。
ただ、1点だけ用意できるか確認した方がよいのは「ぶら下がる場所」です。
チンニング(要するに懸垂とかのぶら下がり運動)は一般的な日本の住宅ではちょっとやりにくいので、必要に応じてぶら下がり専用の器具を購入した方がよいです。
といっても、そう高級なものを購入する必要はありません。
私は物干し台兼用で、さんざん悩んだ末に以下のぶら下がり機を購入しました。
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全くぐらつかないわけではありませんが、1万円未満の出費で十分にチンニング運動ができるようになりました。
これは蛇足ですが、使わないときは洗濯物を干すのに最適です。
人がぶら下がる前提なのでとても安定しているのと、上と中段にそれぞれ棒があるので、意外と一杯干せるんですよw
場所を取ることが心配でしたが、洗濯物を干す場所としても大活躍なので購入後は気にもならなくなりました。
体力に余裕をもって、充実した毎日を
ということで、筋トレの一つ「囚人筋トレ」のご紹介でした。
仕事をして家族と暮らすにはある程度の体力がないと、自分の時間を確保することも、周りの要望に応えることも難しくなってしまうものです。
毎日確実に体を維持することで、無駄な疲れを生まず、疲れに伴う怠け心も生まれにくい心身ともに充実した生活を過ごす基礎が整います。
親戚に近々子供が生まれるのですが、新しい家族の誕生に伴って関係の悪化につながる「疲れているから」を未然に防ぐことにつながればと思い、旦那さんに体力と筋力だけはつけておいてと伝えておくほど、体力と筋力は大事だと思っています。
新生児のお世話って、意外と重労働ですからね。また会うのが楽しみです。
皆様が幸せでありますように。生きとし生けるものが幸せでありますように。
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*1:※注:理由3で記載しますが、日本の普通の家庭ではぶら下がり機は購入した方が良いと思います