ボードゲーム会に参加する側の時は「みんなが持っていないゲーム」を持って行った方が喜ばれました。
ところがいざ、自分が開催する側になると
「あれ?有名なゲームがあんまりない?」
…というわけで購入予定リストを兼ねた「初めて参加する人でも取っつきやすいアナログゲーム5つ」を挙げてみました!
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目次
- 交渉ゲームの王道「カタン」
- 陣取りは計画的に!「カルカソンヌ」
- いいオバケ?悪いオバケ?読み合いが楽しい「ガイスター」
- このオバケの名前、なんだっけ?「ナンジャモンジャ」
- 狙ったところに・・・入らない!「バウンス・オフ!」
- 最後に
交渉ゲームの王道「カタン」
まずは全世界で2000万個以上の販売実績があり、ボードゲームを普段知らない人でも名前を聞いたことがあることが多い「カタン」。
架空の「カタン島」を舞台に、道を伸ばし、資源を集め、町を発展させて勝利点を集め、最後に点数が一番高かったプレイヤーが勝ちとなります。
このゲームは「資源に始まり、資源に終わる」ゲームといえます。
各プレイヤーの手番にサイコロ2個を振り、合計の数字が一致する島の土地に建物を建てていると資源が貰えます。
出典:http://dobanken.blog.fc2.com/blog-category-2.html
資源は5種類あり、資源を使うことで道を作ったり、施設をたてたり、ゲーム中で使用するカードを手に入れることができるのですが、手に入る資源にはプレイヤーごとに偏りがあるのが普通なので、自分で集めた分だけでは狙い通りの行動を取ることができません。
なので、資源を「交換」することで自分のいらない資源で必要な資源を手に入れます。
ゲーム中にある港を使うより、どんな条件でも交換できるプレイヤー同士の交換をいかに上手に切り抜けるかが勝負のカギであり、またこのゲームの最大の面白さです。
また、勝利の条件となる点数の手に入れ方も複数あるため、モノポリーのように「とにかく金持ちが勝ち」ではなく戦略を駆使して相手より自分が優位な場を作ることが重要になります。
様々なボードゲームがありますが、
- サイコロの運
- 状況に応じた戦略
- プレイヤー間の交渉での駆け引き
がバランス良く含まれていて、何度遊んでもまた新しい面白さのある名作と言えます。
陣取りは計画的に!「カルカソンヌ」
こちらもボードゲーム会には必ず1個はあるぐらい定番の「カルカソンヌ」。
カタンよりもシンプルで
- 土地カード
- 自分の色のコマ(7個)
- 点数ボード
しかありません。
初めはたった1枚のカードから開始。
出典:http://www16.plala.or.jp/guriguri/carr.html
これに順番に自分の番に引いたカードをくっつけていって、長い道路、都市などを完成させていくのです。
その際に重要なのがこの通称「ミープル」と呼ばれるコマ。
出典:http://seshil4324jp.sugo-roku.com/others/cant_stop
このコマを自分の番に土地カードを置くときに、土地カードの上にある道や都市の上に一緒におくことで「ここは自分の領地だ!」と主張することができるのです。
出典:http://zombies-hunting.blogspot.jp/2015/04/blog-post.html
で、道や都市などが完成したときに一番多く自分のコマを置いていると、完成した道や都市などに応じた点数が自分に入り、コマが戻ってくるという仕組み。
なるべくたくさん自分のコマを置いて権利を主張したいところですが、コマは7個しかなく、地形が完成するまでは手元に戻ってこないため下手に置きすぎると良い土地が引けてもコマが無い・・・ということに。
カタンもそうですが、カルカソンヌも毎年世界選手権が行われているぐらいメジャーなゲーム。
とても一回や二回では語れないぐらい奥が深いまさに「鉄板」ゲームと言えます。
いいオバケ?悪いオバケ?読み合いが楽しい「ガイスター」
ちょっとホラーっぽい雰囲気ですが、おばけコマはとっても可愛い2人対戦用ゲーム。
オバケは自分の手番に1個だけ前後左右に1マス動かすことが出来、移動先に相手のオバケがいたら取ることができます。
実はオバケには2種類ありまして、自分にしか自分のオバケが「いいオバケ」か「悪いオバケ」か分からないようになっています。
出典:http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=76
手前に青いポッチがあるのが「いいオバケ」。
赤いポッチがあるのが「悪いオバケ」です。
勝利条件が複数あり、
- 自分の「悪いオバケ」を相手に全部取らせる
- 相手の「いいオバケ」を全部取る
- 自分の「いいオバケ」を1匹、相手陣地の奥にある出口から脱出させる
ことで勝つことができます。
コマの動きや、相手の性格などを考えて、いかに相手の裏をかいて勝利条件を達成するかがポイント。
心理戦なので、子供と対戦するとかえって考えが読み切れずに大人が負けてしまうこともしばしばありますw
プレイ時間も短く、何度も編成を変えてやり直したくなる「くせになる」ゲームです!
このオバケの名前、なんだっけ?「ナンジャモンジャ」
子供に勝てる気が全くしないゲームを1つ挙げてくれといったら、間違いなくこれですw
12種類のユーモラスなイラストのオバケが書かれたカードを順番にめくっていって、まだ見たことがないオバケが出たらめくった人が「好きな名前」をつけます。
そして、次に名前を付けられたオバケと同じイラストのカードが出たら名前をいち早く言えた人が場にあるカードを全部もらえます!
これの繰り返しで、一番多くカードを手に入れた人の勝ちなのですが、実際プレイするとまあみんな良く考えましたね!と言わんばかりの名前をつけてきますw
たまに付けた本人が思い出せなくなっていたりするのもご愛敬。
1セットで6人まで参加できるので、4歳ぐらいからおじいちゃんおばあちゃんまで、皆でわいわい騒ぎながら楽しめる「パーティーゲーム」の花形といえるでしょう。
なお、ポケモンみたいに色が違うと別のオバケがはいっています。混ぜてもOK!
お値段もお手頃なので、気に入ったら是非揃えちゃいましょう!
狙ったところに・・・入らない!「バウンス・オフ!」
最後は動きがあって、子供たちの目を引くゲーム「バウンス・オフ!」。
他のゲームは座って遊ぶのに対して、このゲームはちょっと離れたところからボールを投げて遊ぶため気分転換にはうってつけです。
ルールはシンプル、1枚「お題カード」を引いて、そこに現れた形と同じになるように自分の色のボールを盤面に揃えられたら勝ち。
ただし、ボールは相手と交互に投げなければならず、しかも必ずどこかに「ワンバウンド」させてから盤に入れなくてはいけません。
出典:http://seshil4324jp.sugo-roku.com/newgame/bounce-off
(この場合だと黄色がお題の形を作ったので勝ち!)
意外と狙ったところに入らず、どんどんムキになってしまうところが曲者。
4歳ぐらいでもできますが、ゲーム会ではボールを遠くにぶん投げないように大人が見ていた方が無難ですw
こちらも値段がお手ごろなので気になった方は子供さんと一緒にボールを投げてみてはいかがでしょう。
最後に
アナログゲームが初めての人でも食いつきのいいゲームを5つ程挙げてみましたが、気に入ったゲームはありましたでしょうか?
古典と呼ばれるゲームに偏りがちになってしまいましたが、それだけの魅力があるからこそ古典になるのかもしれません。
オープンなゲーム会を行うにはこのあたりのラインナップがどうしても欲しいところ。
リストに入れて、徐々に揃えていきたいと思います。
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