果たして我が家にインコは来るのか。
長男はこの試練を乗り越えることは出来るのか?
そして何故the Road of the Parakeetなのにロード・トゥ・インコなのか?
りーにょ家一大プロジェクト『ロード・トゥ・インコ』の開幕です。
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目次
序章~身支度ができない!
引っ越し後、近くの幼稚園に通い始めた長男。
良く喋り、色々なものに興味を持ち、5歳児にしては結構賢いほうです(親ばか)
ところが、こんな長男にはある重大?な問題があったのです。
とにかく集中できない!
すぐに気が逸れて人の話も聞けない!
食事をしていても、途中で介助しないと幼稚園に間に合わないぐらい食べるのが遅れます。
以下例。
- お腹が空いているにも関わらずおしゃべりを続けてご飯を食べない
- 何か話始めると話に夢中になって完全に手が止まる
- 「どっちを食べようか?」などちょっと迷い始めると選べなくなり(以下略)
お着換えも同じで
- タンスの自分の服が目の前にある状態で「好きな服を選んで」といっても選ぶことができない
- 時間がなくても途中で着替えをやめて、遊びにいってしまう
- 次に着る服を順番に持たせないと、ごねる
など、自分の身支度が自分で出来ていない状態が続いています。
出来るだけ自分で出来るようにレイアウトを整えたり、声掛けを工夫したりしたのですがほとんど改善せず困っていました。
どこかで「親に甘えたい」という気持ちがあるのでしょうが、このまま誰かに手伝ってもらわないと自分の生活を整えられない状態を続けるのは宜しくありません。
自分の生活は自分で整える、という基本的なことを身に着けさせるにはどうしたらいいか?と夫婦共々四苦八苦しておりました。
青い鳥(インコ)が長男に舞い降りた
そんな折です。
ある日、インコの図鑑を見ていた長男が突然
「インコが飼いたい!」
と言い出しました。
ぇー、まだ自分のことも自分で出来ないのに責任持てないっしょ・・・
と思いましたが、そこで妻はヒラめいたのです。
以下妻の脳内フロー(一部フィクションが含まれています)
責任をもって生き物を飼うのはとっても大変なこと。
途中で投げ出したりするのはもってのほか。
自分の身支度も最後まできちんと出来ないのに・・・
→ん?それなら「自分の世話が自分で出来」たら飼ってもいいよ
ということにしちゃえば自分の身支度を整えるいいきっかけになるんじゃない?
→「インコを飼うならまず自分の世話は自分でしないとね!」
ということで
「自分の身支度が自分で出来るようになったらインコを飼おう」
というお約束をすることになりました。
その結果出来上がったのがこちら。ババーン。
インコへのみち。ロード・トゥ・インコ。
The Lord of the Ringsではなく
The Road of the Parakeet。
・・・略称RotPでしょうか。
なお全行程はこちら。
ロード・トゥ・インコの掟
「自分が一日を気持ちよく過ごすには何をしなければいけないのか?」を
「やることリスト」として紙に書き出しました。
あ、右上の謎の生き物はピカチュウらしいです。
どうみてもデデンネとのアイノコですが。
それを見ながら
自分で朝起きて、ご飯を食べて、出かけるまでの準備をする。
帰ってきたら自分でご飯を食べて、お風呂に入って、寝るまでの準備をする。
上手にできたらこのアンパンマンシールを1枚ペタリできます。
60枚貯まったら晴れてインコを飼おう!
ということで妻と長男は合意したのでした。
そして4日目の長男
パンを食べた後野菜スープを前に固まっております。
ながいたびが はじまる・・・
(つづきます)
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