ヒグコハ

子供と一緒に遊び、瞑想。

ティク・ナット・ハンのマインドフルネス体験記2

f:id:ri-nyo:20160512191006p:plain

食事の瞑想は皆で分かち合いをしました

 

www.higukoha.com

続きです。

食事は皆で分けられるものを持ってくること(草食で、という条件付きでした)になっていたため、それぞれ持ってきたものを回して少しずつ頂きました。

最初に食事の偈を唱え、15分間は無言で食べます。

食べることに集中しているため、普段よりも味が良く分かります。個人的には水すら甘く感じました。

その後は普通に歓談しながら。結構フルーツとおやつ系が余ったので次回参加するときはしょっぱめのものを持って行った方が喜ばれるかもしれませんw

午後は歩く瞑想と、歌、そして再び分かち合い

お昼の後は、小グループに分かれて園内を改めて歩く瞑想。

グループごとにリーダーを決め、ゆっくりと歩き、時折立ち止まって話をし、また歩きます。

日の光が落ち着いてくるまで、風と木の音を感じながら歩いているといつの間にか15時近くに。

再度全員が同じ広場に集まった後はプラム・ヴィレッジで歌う唄をいくつか声を合わせて歌いました。

メロディーも歌詞も始めてだったのですが、それなりに揃うものですね。

最後は自分達が今日感じたこと、分かち合いたい気づきを手を上げて報告し、「知識の」分かち合いをしました。

これはたわいないことでも構わないようで、園内で見えたもの、ふとした拍子に思い出したことを誰でも、好きなタイミングで話していました。

もちろん、沈黙の時間も発生します。

ただ、誰も責めるわけではないので静かに時間が過ぎていき、また話が始まるといった具合に行われました。

心やすらぐピクニックでした

内容としてはこのようなものです。

印象的だったのは修行という感覚は殆ど無く、むしろ自然にリラックスできたなあという喜びと感謝が終わりにしみじみと残りました。

子供連れで参加していた方もいましたが、歩く瞑想や座る瞑想ではじっとしていられないためそれぞれ森の中で遊んできたりと自由に楽しそうに過ごしていました。

これもまたはりつめた感じのないティク・ナット・ハン師の方針がゆえだと思います。

また、参加してみたいティク・ナット・ハンのマインドフルネス体験記でした。