いつの間にか「肩こり」「首が痛い」の原因は何?
デスクワークをしていると、いつの間にか肩こり・・・
姿勢には気をつけているのに、首が硬くなって痛い・・・
こういうことありますよね。
でも「前兆」に気付いて、防止できればそもそもこんな悩みは無くなると思いませんか?
「姿勢を正しましょう」「運動しましょう」では分からないこと
「肩こり」「治すには」などで検索すると大抵「姿勢が悪い・運動不足なので、姿勢を正しましょう。運動しましょう。それでも駄目ならストレッチでほぐしましょう」などという解決方法が提示されるのですが、私は思うのです。
姿勢といっても、座る位置、首の位置などの説明のみ。
でも実際は同じ姿勢でも体の中の筋肉や感覚の使い方で、ぜんぜん違う状態になる。
背筋を伸ばしたり、軽くアゴを引くには「どの筋肉を使ってどのくらい」に緊張を保つの?
どの状態になったら「正しく」て何を感じ始めたら「異常」なの?
この「どこの筋肉で」「どのくらい」「正常と異常の違い」が分かることが出来れば、常に状態をチェックしていることも出来、未然に肩こりなどを防げるのでは?と。
気づかせてくれる手法、ありました。
「アレクサンダー・テクニーク」です。
正しい体の使い方を手順に沿って行うことで「体に教えられる」
アレクサンダー・テクニークは一言で言うと
「自分のアプローチで体の悪い癖を防止するメソッド」です。
もともとは18世紀のオーストラリアの舞台俳優「F.M.アレクサンダー」が舞台上で声が出なくなることに悩まされ、自分で詳細に声が出なくなる原因を調べた結果、
- 体の変なクセで体を痛めていること。変なクセをやめることが出来れば体の痛みは治せること。
- 変なクセは筋肉だけの問題ではなく、意識や意図でコントロールできること。
- 特に頭と脊髄を自由に動かす方法を学ぶことで、自然な動きが身につくこと。
を発見しました。これがアレクサンダー・テクニークの始まりといわれています。
ちなみに全部自分で鏡を見ながら7年かけて見つけたそうです・・・凄い・・・
実際のレッスンでは全身の正しい使い方を教えてくれるのですが、今回は「肩こり」を取ってみようということで以下の動画を参考に体操してみたところ
アレキサンダーテクニック 「頭と首の最適化」書籍「頭蓋骨をユルめる~クラニオセルフトリートメント」第3章
一発で肩こりが取れました!
普段どれだけ首を押しつぶす使い方をしているかということですね・・・
この動画のシリーズには他にも「体の皮膚に手を触れることで、正しく体を使っている状態を体に覚えさせる」ものもあり、
「この感覚になっていることが良い状態なんだ」と言葉を解さずに、体ですぐに分かるのでお勧めです!
100万人のアレキサンダーテクニック「頭と首~バランス最適化 Part-3」
ちなみにこの動画の吉田篤司さん、他にも「頭蓋骨をユルめる! クラニオ・セルフトリートメント 自分でできる「頭蓋仙骨療法」」などを出版されており
こちらの動画を参考に試してみたところ、花粉症で重い頭がかなり軽くなりました!
『頭蓋骨をユルめる~クラニオセルフトリートメント』書籍の動画レッスン
以下のような方はぜひ、試してみるといいですよ!
- ストレッチをしてもすぐ元の木阿弥・・・またすぐに体が痛くなる
- 正しい姿勢を「言葉で」「見たとおりに」試しているけれど一向によくならない・・・
正しい「感覚」を覚えておくと観察したときにすぐ「あ、おかしい!」と気づいて直せるため、パフォーマンスがいい状態が長持ちします!
感覚で覚えるためヴィパッサナー瞑想とも相性がいいですよ!
音楽や舞台の関係者には古くから使われている手法なので、安心でもあります。
以上、一般にあまり知られていないのはとても勿体無い「アレクサンダー・テクニーク」についてでした!
【紹介した動画の吉田篤司さんが出版している本です!】
頭蓋骨をユルめる! クラニオ・セルフトリートメント 自分でできる「頭蓋仙骨療法」
- 作者: 吉田篤司
- 出版社/メーカー: BABジャパン
- 発売日: 2015/10/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
【アレクサンダー・テクニーク入門としては分かりやすかったです!】
【ヴィパッサナー瞑想と合わせて体を観察してみましょう!】