盛り上がり過ぎちゃって追加発言するのが躊躇われてしまうレベルですがもうちょっとだけ。
追加で上記の記事を読んで思ったことを簡便にまとめると
「叩くべきは案を発言した人じゃないですよ」
「当事者同士の争いに落とすより、合意の手段を探りましょうよ」
です。
どうしても政治家が発言すると「やるんだよね?」「やれないこと言ってどうするの?」的な話が初めに紛糾してしまいますが、まだそもそも議論が成熟していない段階なのだから、ブレーンストーミングの一環として別案を提示していく方が重要ではないのでしょうか。シッターのバウチャー方式で解決できる自治体もあるかもしれませんし。発言者をよってたかって叩いて潰すだけでは何も解決しません。そしてこういう方向に議論が流れがちなのはすぐに「今の予算で、どこに配分するか」という割り振り方の話に落としてしまうからではないのかと思います。
本来はその話に行く前に「何を政府にやらせるべきか」「何は自助努力で解決するか」を話し合って、それは税金を払わないよ!それは積極的に払おう!という合意点を探る議論を発言者が偏らないように行わなければならないのですが・・・人口比率と投票率の二重の歪みの前には難問なのでしょうか。
ただ、少なくとも現在の民主政治でおかしいと思うのはあまりにも未来世代の代表者が少なすぎる点です。実際の国の借金返済や、数十年かけて作られるインフラを利用するのは未来世代であるのに、その利害を継続して論じるメンバーがあまりにも少なすぎる。この辺は無理にまとめてもしょうがないのでひとまずこのあたりで。難しい。
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