ヒグコハ

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【社会】『ブラック社畜が労基に行った話』を読んだ+その後のコメント欄の展開から思ったこと

rock-ozanari.hatenablog.com

先日、こちらの記事を拝見させていただいて色々と勉強になったことと合わせて、コメント欄に記載されていた方のページを別途紹介しておいた方が後々良い気がするのでまとめておきました。

おおよそのお話

ブラック企業に勤めながら何とか労働基準監督署にたどり着いたライター様。何とか相談員レベルには明らかにアウトな会社であることを伝えられたものの、署員に詳細な話をする段階で煩雑な手続きや回りくどい対応を取られてしまい、最後には心折られてしまう。

 

正直読んでてきつかったです。救いが無い。

感想

労働環境を良くする < 企業の活動を邪魔しない

現代の政治の基本スタンスがこうなっているからこその既存の法律であり、署員の対応なのかと思わざるを得ない内容でした。

まあ、公務員はあくまでシステムの執行役であり、システムを逸脱して対応できないという縛りは当然理解できますし、やっちゃいけないとも思います(私情で法は曲がっちゃいけないものですし)

とはいえ、「積極的に改善する法・システムが無い」現状は今の資本家優位の社会ではあまりにも弱者に厳しすぎます。現に訴えかける人は時間も体力も労働環境に削がれ切っているので、そこまで精力的な活動を求めること自体が残酷でしょう。そこを分かっていての現制度だとしたら悲しいものです。

ということを考えつつ再度コメント欄を見ていると、このようなページを紹介してくださっている方が。

whistleblower.seesaa.net

 

具体的なアクションがまとめられていて、着手しやすい!

一般的に役所手続きは非常に煩雑なのは良く分かっているので、こういうまとめがすぐに目の届く位置に検索結果として出てくるようになれば、今回のライター様のようなケースももう少し負担無く行えるのではないでしょうか。

自分も仕事で海外からの仕入れ手続き等した時に、全く詳細情報が無く役所の分かりにくい文章を読み読み対応した記憶があるのですが、やはり一般人用にいったん手続きを噛み砕くサイトというのは重要ですね。

願わくば、もっとスムーズに利用者が社会のシステムとして役所を使いこなせますように。