ヒグコハ

子供と一緒に遊び、瞑想。

姿勢と心と体感覚について

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いい姿勢を保つコツって色々ありますよね。

私は姿勢が悪いなーと思い続けて15年以上悩み続けていましたが、テクニックよりも「体の状態の感じ方」を鍛えるほうがずっと姿勢を維持するのが楽だと最近気づきました。

今日はそのお話です。

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目次

そもそも何で姿勢が崩れるの?

ここを抜きにして、姿勢の問題は語れないんじゃないかと。

意外と「姿勢を治す方法」や「良くない姿勢」については触れられていても、「何でその姿勢をとってしまうのか」についてはさらっと流されちゃうケースは多いですよね。

ちょっと実験してみるとわかります。

悪い姿勢を意図的に維持しようとするとものすごく疲れる。

身体もすぐに固くなるし痛くなる。

なのにやっちゃう。どうしてか?

実は答えはシンプルで、悪い姿勢からくる不快感に意識が向かなくなるぐらいに何かに意識が集中しているから。

一切何も考えないで、どういう姿勢をとったら身体全体が楽になるかを体感覚を調べながら調整していくと、自然といい姿勢に戻ってきます。

ということは、普段から定期的に体感覚を意識するトレーニングをしておけば少しずつ身体を楽に維持するポイントが見つかってくるというわけです。

まあ、疲れやすい椅子や机だとやっぱり早く身体は痛んできますけど、それでも「ここに無理がかかってるから、長くは続かないなー」というのが分かっているだけでも全然違います。

そういうわけで、気づきを入れない理由がないし、入れない方が後で困るケースが多いことが気づいた昨今、暇さえあれば体感覚を確かめたりしています。

感覚は心じゃない、と気づくと顔をしかめる回数が減った

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そして日常的に体感覚に気を付けていると気づくことは、ほとんど感覚って「不苦不楽」(要するに好きでも嫌いでもない感覚)と「苦」がメインで、「楽」というのはごく僅かなんだなあということ。

「楽」に属する感覚(美味しいご飯だったり、楽しいゲームだったり)しても、短くて数分、長くても3時間もするといつの間にか「不苦不楽」になっていて、下手すると「苦」になっていたりする。

また、感覚はあくまでも感覚であって、別に「苦」であっても心まで落ち込んだり、苦しんだりする必要はないし、やってみるとそこそこ分けられるものです。

もちろん、スマナサーラ長老みたいに麻酔無しで歯医者に行ける気はまだしませんが(汗

で、あー、体が痛んでるねえとか、睡眠不足で体の感覚が不安定だなぁ、とか見るケースが増えると、自然と顔の筋肉の悲壮感が少なくなって、表情が穏やかになりますw

ニヨニヨしているわけではないですが、鏡をみて「前より調子良さげな顔だねえ」と思うことが増えました。

まあ睡眠不足のクマは消えませんけど!

最初はやらなきゃなあ、から、やめたくないなあ、に

ただ体感覚をじっと見続けるというのは慣れてないと相当キツイです。

面白いもので、人間の心は本当に「激しい」状態が大好きです。

ちょっとでも「不苦不楽」だなあ、と無意識にでも心が感じると、すぐに全然関係ないことをイメージしたり、音楽のように流したりします。

最近だと子供の大好きな「スポンジ・ボブ」のテーマソングがうるさかったですw 

スポンジ・ボブ / スクエアパンツ ザ・ムービー (吹替版)

最初は考えることをやめて感覚を見ていたら楽しみが減っちゃう!いやだ!と思っていたものですが(要するに無理やり我慢してやってました)

そのうち考えていること自体も眺めていると、まあどうでもいいことだったり、大した楽しくも無いことを意外と延々と考えていることに気が付きまして、そのうちに体感覚見れる時はそっちを見ていた方が良いことがいいのであんまりやめたくなくなりました。

そんな近況でした!

さて、そろそろこの仮のパソコンデスクも買い替えなきゃなあ・・・

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