結果が出るまで頑張るというやり方が世間では一般的ですが、やることだけやったら結果を気にしないという考え方が一番合理的で、かつ楽に生きられそうです。
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目次
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- 全ての因果法則が把握できない以上、必ず結果なんてだせっこない
- 「必ず結果が出る」なんてないんだから、無理に確度を上げるのは止そう
- やるべきことをやったら「われ関知せず」と言い切ろう
- 自分の仕事の範囲で、自分の決めたルールを覆して作業をさせようとしてきた場合の対応策
- まとめ
全ての因果法則が把握できない以上、必ず結果なんてだせっこない
大量のやることリストを作って、ありとあらゆる方面に手を回して、知り合いという知り合いに根回ししても予想外の出来事が起こる可能性はゼロにはできません。
友情と努力で目の前の戦いを切り抜けて、つかんだ結果はむなしい勝利というのは少年ジャンプでもよくある話!
・・・それでも勝てる、というのは凄いことだと思いますよ。私なんかはそもそもやることリストに穴があったり、頼るべき知り合いがあんまりいなかったりとまあ惨々たる状況なので、勝率自体が低いです(泣
それはさておき。
偉いお坊さんで素晴らしい協力者がいても、いざって時に結構失敗してしまうことがある以上、
- 結果は出ないのは当たり前
- 絶対結果を出すと考えるのは世の中の理に叶っていない妄想なんだー
と考えておくのが精神衛生上よろしいかと。
「必ず結果が出る」なんてないんだから、無理に確度を上げるのは止そう
「結果を出す技術」的なノウハウが世の中に溢れていますが、面白いことに「何かで成功した」人しか書いていない。
科学として研究をして、法則を導き出しても自分自身に適用できるとは限らない。
理由としてはみーんな知っていることで、全ての事象は一度きりで完全に同じことは二度と起こらないから。
どうやっても自分自身の、一回限りの行動で結果を出すには今起こっている事象をすべて把握するしかないわけです。
だけどみんな成功したいから、読んじゃうんですよね。
良いところもいっぱいあると思いますよ。
自分の仕事と比べてみて、「あ、こんな方法が!」というところが見つかればめっけものです。
きっと成功する確率はちょっと上がるでしょう。
でも上がるだけ。
「必ず」は誇大広告。
なんでかというと、今起こっている事象をリアルタイムですべて把握できるなんてお釈迦さまぐらいのものでしょう?
やれることといったらインプットをひたすら増やして、確度を上げることですがコンピューターでもインプットデータから導きだせる以上のアウトプットは出せません。
しかも毎時毎分状況は変化します。
そこにどれだけ執念を燃やす価値があるか、というのは自分の考え・ポリシーにどれだけ「価値」を見出しているかによるのでしょうが・・・ただの考えであって、あなた自身では無いもののために体や心を壊すまで執着するのはナンセンスです。
やるべきことをやったら「われ関知せず」と言い切ろう
なので目指すべきは「やるべきと決めたことをきっちりと仕上げ、後は野となれ山となれ」です。
やるべきことをやってしまった後は、違うことをすればいいんです。
確度を上げよう!という試み自体が一定ライン以上はとても無駄の多い作業。
なら、「ここまでしっかりやる」という線引きだけを自分と周りの人とはっきりさせておいて、そこ以上は関知しませんぜーというのが理に叶ってます。
無茶を通して絶対成功しよう、そのためにどんなことでもしようというのは自分の仕事範囲・自分の決めたルール内であれば適切ですが、そこを超えたものをやれ、というのは丁重にお断りしましょう。
前の会社が完全にそれでしたが、24時間働いても時間が足りなくなります。
あ、もちろん残業代ゼロの会社でした。
経営者や管理者には嫌がられて出世できないかもしれませんが、そういう会社で出世してもロクなことはないですよと経験者は語っておきますw
自分の仕事の範囲で、自分の決めたルールを覆して作業をさせようとしてきた場合の対応策
で、困っちゃうのが「自分の仕事の範囲で、自分の決めたルール以上の作業をさせようと上から圧力が来た場合」の対処方法。
何度も何度も食らいましたが、結論としては
「徹底抗戦あるのみ」
です。
絶対引いてはいけません。
一度引くと、二度とその職場で自分の仕事をコントロールする権限はなくなると思った方がいいです。
ただし、「相手の指摘が正しいか」は出来る範囲で考えつくしましょう。
指摘ではなく、色々脅しを食らうかもしれません。
出世できないよ?とか査定に響くよ?とか。
脅しは放置しておきましょう。
自分のやり方を貫くことの達成感、自分ですべて責任を負ったからこそ成功した時に得られる報酬(これは大部分上司に持っていかれると思いますが)、自分が全力で考えたやり方でやるとどうなるかいう経験、全てを失うよりマシです。
成功しても失敗しても難癖つけられるかもしれませんが、達成感と経験は絶対失いません。
「納得していないが、上司の圧力に従う」とすると、全てが失われます。
成功したって「俺の指摘でうまくいったんだろう」と手柄は全部持っていかれますよ?
もう派手に言い合って、とことん考え抜いて、それで「本当にこっちがいい!」と心の底から賛同できた時だけにしておきましょう。
そこまでやる義務が上司にはあります。
とことんやっちゃいましょう。
まとめ
- 結果はついてくるものとしてやるべき範囲だけきっちりやって
- 全ての自分の行動は、自分が納得して行うものになるよう全力を尽くせば
思った結果が出ようと出まいと、ながーい目で見れば良いんじゃないかな?
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