瞑想って何?を子供向けにわかりやすく紹介した絵本
「こぶたくんのめいそう」を読みました。瞑想のよさが子供にも分かりやすく描いてあり、親子で瞑想を始める足がかりとしては良い本でした!以下、内容をざっくりとご説明します。
はやくしなきゃ、かあっとする、いらいらする心から自由になれる
世の中って なんていそがしくって、うるさいなと思うことがあるよね
毎日過ごしていると、思い通りにならないことばかり。ついつい「なんでだろう?もっとこうなればいいのに」と怒りを溜め込んでしまいます。
こぶたくんも同じ。学校に急ぎ、けんかして、ゲームに負けてと落ち着かず、思い通りにならないことがいっぱい。
だから、こころに静かな場所を持とう。
静かなこころを持つことは、それ自体が素晴らしいこと
こころやさしく おだやかなこぶたたちは 王さまや女王さまのようにすわるんだ。おしりの下には しっかりした大地を、あたまの上には 大きく広がる空を感じて
いくらお金をもっていても、褒められても、自分のこころは自分のもの。こころが静かで穏やかなのは、偉い人もうらやましく思うこと。
こころが満たされれば、やさしくできる。
だれにでも、やさしくしんせつにするようになるんだ。
とりたちが、きみだけのために歌をうたってくれたりすることにね。
やさしくできるし、見えるもの・聞こえるものがやさしくなる。
痛いことも、変化の無いことも、ただそれだけになる
こころの中におだやかでやさしい場所をもっていると、いつもハッピーでいられるんだ。だから、たとえいじめられても・・・
どこかがいたくても・・・(中略)にっこりできるんだ
何かあっても、ただ、それだけ。
穏やかなこころは、にっこり、変わらないでいられる。
巻末には呼吸を感じる瞑想と、こころのイメージ方法
巻末には子供でもできる「息を数えて、鼻で感じるだけ」の瞑想と、「こころが落ち着くってどういうこと?」という疑問に答える「びんの中に砂と水をいれて、ゆっくり眺める」方法が書いてあります。
「びんの中に砂と水をいれて、ゆっくり眺める」方法は、色んな心を砂粒にたとえて、心の中を渦巻いている状態と静かに沈んだ状態を目でみます。
澄んだこころのイメージを理解してもらうのにうってつけですね!
再販されてないですが、図書館やKindle(英語版)で読めます
残念なことにAmazonでは日本語版が中古本だけなのですが、お子さんに瞑想って何?を教えてあげるにはうってつけの一冊です。
私も今日、息子に見せてみて観想を聞いてみますw
以上、「こぶたくんのめいそう」でした!