ヒグコハ

子供と一緒に遊び、瞑想。

【子育て】「保育園落ちた日本死ね」のその後の流れ

「保育園落ちた日本死ね」ブログが国会で話題に

国会で安倍首相が「確認しようが無い」と発言した事に怒り心頭の親がついに国会前でデモを行うまでに発展しました。実際に保育園に落ちた親がいる以上、首相の発言は不用意だったとしか言い様がありませんが、今のままではそれぞれの立場の人間がバラバラに発言しているだけで、一過性の「困った問題だねー、あんなこともあったねー」で終わってしまう可能性があります。

togetter.com

「それでいいんじゃないの?」という方向けに

少なくとも、以下の理由で国民全員の課題です。流石に「もうすぐ死ぬし、死んだ後は知らん」「もう国外に脱出する予定なんで」(以下、「あまり関係無い方」)という方は残念ですが「戻る」ボタンを押して頂ければと思います。

 

1.20年後にまだ働いている可能性が高い方

現時点で適正な少子化対策の議論に参加しないことで、将来、現時点で対策を実施した際に払う税額よりもさらに非効率な形で高い税金を払わなければならないリスクが上がります

2.20年後は働いていない可能性が高い方

上の方に加えて、歪な年齢構成+人口減少による税収減の影響による福祉サービスの低下の影響をより強く受けます。働いていない以上、よほどの資産家になっていない限り現在の貧困老人とは比べ物にならないレベルで悲惨なことになるリスクがあります。

 

出来れば上記については論破して頂きたいぐらいのものですが、今後も日本で暮らす予定の方はNHKスペシャル財務省の元役人の「今はそんな議論をしている財政状況じゃない」という発言に納得してはいけないと思います。「あまり関係無い方」でない限り。*1

www6.nhk.or.jp

 

今後の「個人レベルでの課題」を持つことにしました

私としてはどんどんとアクションが繋がっている今の流れを済まさないために、次のアクションとして「保育の問題は少子化の問題と深く関連があり、国民全員としての課題である」という認識を醸成することに一役買えるよう定期的に記事を書いていこうと思った次第です。大体ブームに終わるのは「誰も問題を小分けにして自分の問題にしようとしない」場合に発生すると思っているので、微力ですが戦います。チクチク。

あ、ちなみにこんな記事もありまして・・・最後の民間サービスの変化、自治体の問題のニュースにリンクを貼っていたことと国以外の第三の方法も探るべきというところまでは認めてもいい内容です。だが以下の2点は完全にダメな記事だと思います。特に2番目が最高に駄目すぎて一瞬目が点になりました。以上。

駄目な点その1
「保育園落ちた日本死ね」の著者が保育園以外の保育手段を検討「していない」と「断言」している
駄目な点その2
子供を預けられなくてこれができないから皆怒ってるんですよ!

問題に直面した人は、国への呪詛の前に、家族のために金を稼ぎ余裕を作ることこそ、まずやらなければならないことだろう

 

ちなみに保育園落ちたの人、twitterはじめた模様

twitter.com

*1:裕福でしょうからね元官僚は・・・