過労死という言葉がありますが、なんとなくそこに至る気持ちが分かる気がするこの頃です。
だって考えてみて下さい。「頑張りが他の人と比べてどの程度なのか」なんて自分でわかるわけがなく、周りが当たり前のように出来ていたら「やればできる」という教育を受けてきた世代としては「努力が足りないんだ」としか思えないし、働いて欲しい周りもそう誘導してくるわけです。
頑張り(成果ではないところがポイント)を相対的に図れない以上、自分自身に少しでもそういう意識があればそう簡単に1人では抜け出せないのです。
だから自分自身の内面の「もっと頑張るべき」という意識に逆らえない以上、どこまでも行って体を壊して脱落するか、本当に戻れないところまで行ってしまうか、2つに1つになってしまうのではないかと思います。
私は幸いにしてもう少し心が弱かったのでそこに足を踏み入れる前に助けを求めることができましたが、聞いてくれる人がいなければ何かしら確実に体を壊していたことは間違いないです。
そう考えると、ストレスに強い、というのも案外考え物なのかもしれないですね。
実際、体に異変が発生していてもなかなか痛みや違和感を覚えない人というのは結構多いようです。聞いた話では転んで大腿骨を折っていたにも関わらず、「ちょっと転んで痛かったから休ませて」だけで、その後歩いて家に帰った人もいたようです。歩くだけで激痛ですぐ骨折に気づくと思うのですが…気づかないようです。
まずは健康に生きましょう!これから先、今の現役世代なんて相当長いこと生きて行かなければいけないのですから、早いうちから体を壊したら大損ですよ。